WF-1000XM4のバッテリーが劣化してきたので自分で交換してみた

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WF-1000XM4のバッテリー持続時間は公式情報で、ノイズキャンセリング機能オンで最大8時間、オフで最大12時間と謳っています。

しかし、2022年4月に購入して毎日使い倒した結果、1時間ちょっとで充電が切れてしまうようになりました。

バッテリーを公式で交換するとなると19,800円+輸送料がかかってしまいます。高い…。

引き取り修理サービスを利用した時の充電池交換費用

調べてみた結果、Amazonで売られている非公式修理ツールで自分で安く充電池が交換できるそうなので早速購入して交換してみました。

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購入したもの一覧

購入したものは

  • 高儀(Takagi) GISUKE アルミ合金 Cクランプ 100mm 879円
  • MGHASR 2個セット Z55H バッテリー 接着ツール付き 3,580円
  • 健栄製薬 無水エタノール 100ml 1,290円

の3点です。

すべてAmazonで揃えることができます。合計で5,749円でした。

C型クランプと修理キット
無水エタノール

「MGHASR 2個セット Z55H バッテリー 接着ツール付き」の中身はピックやカミソリ、交換用の充電池が入っていました。これで3,580円はちょっと高い気がしますが…。

修理キットの中身
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充電池の交換工程

今回分解するイヤホンはこちらです。イヤーピースはAZLA製のSednaEarfit Crystalを使用しています。

まずはイヤホンをクランプで挟み、無水エタノールで接着剤を溶かしながらクランプを締めてイヤホンをこじ開けます。

パッキっと音が鳴り隙間ができるので、ピック等を使いながらケースを割っていきます。

上下の基盤が内部でくっ付いているので、慎重に開けてください。

基盤同士はコネクタで繋がっているので外します。

2つに分かれました。

いよいよ中身を分解していきます。

配線されているケーブルを基盤から切り離すために、矢印で示した黒いロッキングフラップを上に持ち上げます。

ロックが外れるので、慎重にケーブルを引き抜きます。

ケーブルを引き抜いたら両面テープで固定されている充電池と基盤を切り離します。矢印で示している部分が両面テープです。

しっかり固定されているので、無水エタノールで湿らせた綿棒等で濡らしながら両面テープを慎重に剥がします。(※組み立て直すときに使用するので捨てないで下さい。)

また、基盤の中央付近にピンが隠れています。柄の長い物で無理やり剥がそうとするとピンが折れる可能性があるので、柄の短いもので少しずつ剥がしてください。

両面テープを剥がせたら、充電池を取り外します。

充電池は黒い粘着剤のようなもので固定されているので、ドライバーなどで少し力を入れながらテコの原理で外していきます。

充電池の下にも黒色の両面テープのような物で固定されていますが、充電池を再度固定する時に使うので捨てないでください。

右側が取り外した充電池で、左側が購入した物です。一回り小さいような…?

分解してきた逆の順番で組み立て直します。

充電池の裏表に十分注意してください!

コネクタも繋ぎ直します。

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最終確認

セロハンテープで仮止めして、充電器で充電されるか確認します。

公式アプリのHeadphonesでも確認してみます。

45%と表示されて認識しているので無事成功したようです。

正常な状態が確認できたら接着剤で固定してください。

反対側のイヤホンも同様に充電池を交換できたら作業は終了です。お疲れ様でした。

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