外観とSMART情報
使い続けてきた8TBのHDD(2015年製)からクリック音が定期的に聞こえていたのと、稼働時間が3万時間を超えていたので、そろそろ寿命と判断して早めに新たなHDDを購入しました。ちなみにSMART情報から異常は確認できていません。
今回買ったHDDはこちら。Seagate認定工場で再生されたホワイトラベルHDDです。容量は20TB!
※【ホワイトラベルHDDとは】
何らかの理由でメーカーもしくはメーカー認定工場に返却されたHDDを再テストを行い、パスした商品になります。メーカー保証がつかない商品の為、メーカーオリジナルラベルではありませんが新品に近いテストを受けた商品ですので一般的な中古品に比べ品質の良い商品となります。(商品ページから引用)


衝撃的な外観ですね。
ベッコベコで傷だらけですが、Yahoo!ショッピングからポイントを使って32,289円で購入できました!お安い!
気になる購入直後のSMARTはこちら。

6回の電源投入回数と1時間の使用時間が記録されていました。それ以外は全く問題ないようです。
そして、元々あった7TB弱のデータを14時間かけて書き込んだ後のSMART。

特に問題なさそうですね。
HDDの使用後24〜72時間で初期不良が表面化することが多いらしいので、しばらくは稼働しながら様子見します。
推定スペック
ベースとなったHDDは、Seagate Exos X22のST20000NM004Eです。
以下はスペック表。
- 容量:20 TB
- 回転数:7,200 rpm
- インターフェース:SATA 6 Gb/s(型番末尾 E)
- 記録方式:CMR(Conventional Magnetic Recording)、セクタフォーマットは 512e / 4Kn に対応(FastFormat 指定あり)
- キャッシュ(バッファ):256 MB
- Sustained(持続)転送速度:約 285 MB/s(シーケンシャル最大)(公称)、平均レイテンシ:約 4.16 ms
- MTBF(公称):約2,500,000時間
- ワークロード制限:約 550 TB/年
- 保証期間(新品):通常5年保証(今回は再生品のため、店舗保証で90日間)
【公式データシート】
個人で使う分としては全く差し支えない性能です。
データセンターなどのエンタープライズ向けHDDで、24時間7日間の連続稼働に耐えうる高耐久を謳っています。
Seagate が公表した発売時のリスト価格はUS$669.99でした。日本円だと9〜10万円なので、3分の1ほどの値段で購入できたことになります。再生品ということに目を瞑れば、とてもいい買い物だと思います。
故障したら追記したいと思います。
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