Raspberry Pi5が発表されました!

テクノロジー

2024年2月13日(火)にRaspberry Pi5の販売が開始されました。

KSY https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index/pdp.id/1059,1015,1016/

スイッチサイエンス https://www.switch-science.com/products/9250

Raspberry Pi5の詳細が公式ページで発表

コロナ渦でRaspberry Pi4が品薄になり、Eben Upton CEOは「2023年は回復の年だ」と発言していたみたいですが、2023年9月28日についにPi5が発表されました。

Just a moment...

価格設定は4GBが60ドル、8GBが80ドルになります。CPUはPi4より2倍以上の性能になり、本体には新しく電源スイッチを搭載、PCIe 2.0 x1 インターフェイスが追加されるなどサイズ感はそのままに全面的なアップグレードがなされています。

仕様詳細

主なスペックは以下の通りとなります。

SoCBroadcom BCM2712
CPU2.4GHz 4コア Cortex-A76 (ARMv8、64bit、L2: 512KB、L3: 2MB)
GPUVideoCore VII
メモリーLPDDR4X-4267 SDRAM(1/2/4/8GB)
イーサネット10/100/1000 Base-T RJ45 ソケット (BCM54213PE)
PoE+ サポート付き(別途 PoE+ HAT が必要、近日リリース予定)
無線LANIEEE 802.11 b/g/n/ac 2.4/5GHz
ビデオ出力2 × micro HDMI (最大4Kp60、HDR対応)、2 × MIPI DSI 4-lane
オーディオ出力2 × HDMI
カメラ入力2 × MIPI CSI 4-lane
PCIe1 × PCIe 2.0 シングルレーン
USBUSB Type-A ソケット (2 × USB 2.0、2 × USB 3.0)
GPIOコネクター40ピン 2.54mm ピンヘッダー
消費電力未公開
サイズ85 × 56 × 18mm(Pi4と同様)

今回の注目点と日本での販売時期予想

今回のPi5で注目すべき点は、PCIe 2.0 x1(シングルレーン)が使用できるようになった事と、RTC(リアルタイムクロック)モジュールがオンボードで搭載できるようになるので、電源を接続していない時でも時計機能を維持できるようになった事でしょう。

また、地味にうれしい点として、イーサネットがPoE+をサポートするようになったので、IoT機器としては今まで以上に取り回しのきくものになるのではないでしょうか。

日本ではこれから技適の取得が行われます。Raspberry Pi4の時は2019年6月に発表され、3ヶ月後の9月に技適が取得されました。

しかし、技適マークを本体に印刷する必要があったため、実際に日本で出回り始めたのはそこから2ヶ月後の11月でした。

今回のPi5もPi4と同様の時間がかかるなら、2024年の2月〜3月頃の発売になるのではないかと予想されます。

日本での販売価格や入荷時期はまだ未定ですが、続報を楽しみにしたいと思います。

Raspberry Pi5本体
Renesas DA9091「Gilmour」電源管理 IC (PMIC)
BCM2712(クアッドコア 64 ビット Arm Cortex-A76 プロセッサ )
RP1(I/O コントローラー)
2 × 4 レーン MIPI カメラ/ディスプレイ トランシーバー
リアルタイム クロック (RTC)バッテリー
27W USB-C 電源
アクティブクーラー

コメント

タイトルとURLをコピーしました